2016年中国は南シナ海で戦争をおこすつもりなのか?

 

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近年、中国 は南シナ海南沙諸島)の領有権を一方的に主張してそこの岩礁に空港・病院等を突貫工事で建設してその支配を既成化しています。


それに対して、フィリピンも昔からその地域で漁業をしてきて同様に領有権がある事を訴えてオランダ・ハーグの仲裁裁判所に提訴しました。その結果が7月12日に「中国領有権の法的根拠なし」と判決が出ました。

中国政府は予めこの様な判決を予測して何があっても中国の権利は守りぬくと断言していました。そして判決に不服の中国民衆の中には例え戦争という方法でもこの権利は守り抜くベキと言う者もいます。緊張が高まる中、海軍もあえてこの領海で軍事演習をして存在と主張をアッピールしています。

本当に今年2016年に戦争は有るのか無いのか、検証しました。


 

 

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2016年中国の思考と行動は我知らず戦争へ、いつそれは勃発するの?

 

米国は昨年10月より「航行の自由作戦」を通じてその海域に駆逐艦を航行させて施設の建設阻止を試みましたが建設は続行しています。米軍は次のレベルとして空母派遣を検討しています。

一方、
中国政府は南シナ海全域に領有権があると偏向教育を国民にしてきたので現状からはこの地域の紛争は2016年中に戦争まで発展する可能性があります。

1949年10月1日の建国以来約67年間今まで中国は1党独裁、共産党のみが存在できる。
もし自民党もしくは民進党だけだとしたらライバルがなく交代される心配がない。
そうすると頑張る人頑張るが、ダメな人でも党の力学でOK、汚職が頻繁に横行。

中国では長期間に利権が特定人物に集中しているので賄賂は利権に応じて取り放題、それを67年間継続した結果、党幹部は皆大金持ち、その息子は海外留学と高級車持ち。

 

共産党の恐れは民衆が党独裁の弊害を目覚め、変革を抑えられなくなる事です。
だから民衆の敵を外国にして国粋主義を煽る、国際圧力に屈すれば暴走しかねない。
米国が空母派遣すればそれを阻止するポーズは中国軍は明確にせざるをえなくなる。

 

南シナ海問題は共産党中国としては決して外圧に妥協できない存続がかかっている。
もう1つ、中国は太平洋を米国と2分割統治したいその足場としてこの領海は譲れない。

 

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南シナ海とはどんなところ?

太古よりこの地域を支配する国は無かった。いづれの国々からも遠く岩礁で満潮で水没してしまい良い飲料水も確保できなかった。その意味で近世まで漁場でしかなかった。

 

19世紀にフランスが大航海時代、植民地とした。しかし日本は大戦に備えアジア南下戦略この地域をフランスから奪還した。

 

そして日本は敗戦後、この地域の全ての権利を放棄してしまった。そこに蒋介石率いる国民党が進行したが、やがて国民党は共産党に敗走して台湾へ。


1970年代にこの地域から海底油田等の地下資源が確認されて、中国は異常な程の意欲で領有権を主張して、他国民が漁業等で近づけば力づくで排除しています。

 

 まとめ

 過去の歴史に学んだ政治体制は現代中国の様々な矛盾の根源は共産党独裁による国家運営、そのこと時代を主張することが自由でない国、その改革には犠牲が伴うが現状維持にも間違いなく既に多くに犠牲がと混乱があります。南シナ海問題はその典型です。

 

中国の経済力・政治力・軍事力の合算いわゆる国力がアメリカをしのぎ、明確にまさると自覚した時、中国は明確に軍事力行使をすると思います。今年はまだアメリカに十分勝っていないので予兆的紛争が発生するだけと思います。今のうちに根本対策を 

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